8月1日に種まきした黒田五寸を収穫しました。
黒田五寸の収穫時期は播種後110日となっていますが、丁度100日目で収穫したことになります。
長さは12cm、太さは5cmありました。
今回の人参の栽培にはテーマがあって、追肥にボカシ肥を与えたものと鶏ふんを与えたものの
育ち方の違いをみてみることです。(元肥は又根対策で投入していません)
左の2本が鶏ふん、右の2本がボカシ肥を与えたものです。
長さは略同じですが、太さが違いますね。
正直ここまで違いがでるとは思っていませんでした。
煮物で食べましたが、食味の違いはなくどちらも柔らかくてとろけるようでした。
ちょっと気になる人参がありました。
上の1本はよくある又根ですが、もう1本のほうは大きく裂根しているのです。
2本共ボカシ肥で育ったものです。鶏ふんで育ったほうには裂根はありません。
肥料の効きすぎではないかと思っています。
ボカシ肥は施肥量を少なめにする必要があるのかも知れません。
タキイの資料によると、裂根の原因は生育後期の乾燥と過湿を繰り返した場合によく見られる。
また、収穫が遅れると裂根しやすくなる。
サカタの資料によると、窒素が多い場合や土壌が酸性の場合に裂根しやすい。と載っています。
裂根の原因は多くあってどれがあてはまるか分からないですね。
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ジャガイモでもボカシ肥と鶏ふんで比較しています。
まだ収穫はしていないので芋の出来具合の比較は出来ていませんが、
このところの低温で茎葉の状態に差が見え出しました。
手前が鶏ふんで育っているジャガイモです。ほとんど茎葉は無くなっています。
向こうの株がボカシ肥で育っています。
近寄ってみると、こんな状態でいかにも弱々しいですね。
こちらはボカシ肥で育っている株です。
寒さで葉が少し枯れていますが、全体的に元気です。
これは可なり差がでてきました。
肝心の芋がどうかですが、ここまで差があると芋を見なくてもこちらが勝っていると思います。
今日も我が菜園にお寄り頂き有難う御座いました。