3月15日に種まきして2週間経った「桃太郎ファイト」です。
1週間前に比べて大分しっかりしてきましたが、これが徒長というのでしょうね。
こちらは同じ日に種まきしたメロン「バンナTF」です。
徒長はしていないようですね。
今日はこの徒長について考えてみます。
「徒長はなぜ起こるのか」という記事が載っていたので紹介します。
タキイ発行の情報誌「はなとやさい」です。すでにお読みの方もおられると思います。
”徒長を起こす最大の原因は日照不足”徒長した苗は、その後生長しても花付きや実付きが悪くなったり、病気や害虫への抵抗力が弱くなります。
徒長が起こる原因として、日照不足、水分過多、肥料過多、狭い場所での競い合いなどが考えられますが、中でも一番大きく影響するのが日照不足です。
光がまったく当たらない真っ暗な中では、典型的な徒長が起こります。
その代表例がモヤシです。光が当たればモヤシは草丈を伸ばすのを止めます。
ということは光が当たっているかいないかを植物は見分けているということです。
植物が草丈を伸ばすのを止める為に、自分に光が当たっているかいないかを見極めている物質は「フィトロクロム」という色素です。
詳しくは「はなとやさい」を読んでください。”発芽した芽には草丈の生長を止めるブレーキがない”色素によって、光が当たると草丈が伸びるのにブレーキがかかるのです。
光が当たらない暗闇で、栄養さえあれば生まれたばかりの植物の草丈はどんどん伸びます。
当たる光が弱い場合はブレーキの効果が弱く、徒長が起こってしまいます。
”当たる光の色も徒長が起こりやすくなる原因”白熱灯は遠赤色光の量が多いので徒長が起こる。
詳しくは割愛します。”揺れて触られて植物の茎は太くなる”一番興味の湧く内容でした。(のぶさんの感想です)風が植物に当たると、徒長は抑えられます。植物は風で”揺れる”という刺激を感じるのです。
私たち人間の身体にもホルモンがあるように、植物も植物ホルモンと呼ばれる物質を持っています。
このホルモンの中で揺れを感じて植物の体の中で発生するのがエチレンです。
実はこのエチレンに草丈の伸びを抑え、茎を太くする働きがあるのです。そのため、風で揺れると徒長が抑えられます。
またエチレンは触られるという刺激を感じても発生します。だから風だけでなく、手で触って揺らせば「揺れる」と「触られる」というダブルの刺激で、茎はますます太くなり、草丈は低く抑えられます。
以上本文の内容を要約しました。この接触刺激、のぶさんも今実行中です。
日に何度か育苗中の苗を覗くので、その都度指で触って揺らしています。
お陰でしっかりした苗になってきました(ホンマかいな)
もう少し観測が必要ですね。
それにしても、夜中の暗い時に発芽して一気に伸びるので、光を当てようにも当てようが無いのが現実ですね。
夜は遠赤色光の量が少ない蛍光灯を当ててやれば良いのかも?
更に触って揺らす機構を作って育苗器の中に設置すれば万全ですね。
これは新案特許物ですよ〜。
今日も我が菜園にお寄り頂き有難う御座いました。