ニンジン、播種日12月5日。春作専用種のタキイ「いなり五寸」です。
種まきから31日経ちました。ここまで大きくなったので不織布のベタガケは外しました。
昨年の今頃はこの状態から生長が止まり、終には枯れてしまいました。
生育適温(気温)は18℃から21℃ですが、それより低くなったからではないかと思っています。
温度のチェックは温度計を置いていますが、温度を見るためにトンネルを半分ぐらいは開けなければなりません。
温度を見た後はトンネルを閉じて裾は土をかけるか、押さえの棒などをセットしなければなりません。
この一連の作業はそんなに時間のかかるものではないのですが、毎日となると結構面倒なものです。
こういった管理はできるだけ簡素にできるようにしないと、ついついサボることになります。
簡単に中の様子が見えるようにトンネルの上部に穴を開けました。
気温を測るので直射日光が当たらないように陰を作っています。
21℃より高くなる日中は穴を開けてやり、18℃より下がる夜中には穴にカバーを被せて閉じられるようにしました。
この写真の時は、18℃だったので穴は開けてやりました。
この制御器(笑)は手動ですから朝9時と夕方4時には畑に出向く必要があります。
トンネル内の温度を感知して自動で開閉できるものができれば売れますかね。
こちらは12月24日時点の状態です。種まき後19日でぼつぼつ発芽が見えた時です。
こちらは種まき後31日経過の一番上の写真と同じ日にちに撮ったものです。
覆土の上に籾殻を撒いています。一番上の写真は籾殻煙炭を撒いています。
ニンジンは好光性種子ですが、この実験では光を通し難い黒い籾殻煙炭でも良く発芽しました。
発芽とは関係ありませんが、こちらだけ種帽子が付いています。何か因果関係があるのでしょうか。
今日も我が菜園にお寄り頂き有難う御座いました。
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