5月13日に種まきした時の状態です。
袋栽培2袋と手前で露地栽培しています。
袋栽培と露地栽培の違いがどのような形で現れるかを試してみました。
袋は40リットル入りの堆肥の袋の底をカットしたものです。袋の周りに断熱シートを巻いています。
リビングルームの床に敷く断熱材に使っていたもので廃材利用です。
このほうが根に優しいのではないかと思いやってみました。
また、袋の中に入れた用土は一方は市販の野菜用培養土でもう一方は畑の土を入れています。
これも用土の違いを比較してみようと思いついたことです。
なにしろごぼうの栽培は初めてなので試行錯誤になりました。
種まきから90日以上経ち、葉も枯れかけてきました。
収穫の合図です。
袋をカッターで切って剥がしたところです。
一つの袋に7株育てました。
ごぼうを折るまいと、まるで化石を掘るように注意深く掘っていきました。
移植コテの長さは30cmですから、可食部は30cm以上はあります。
種袋の能書きには長さ30から40cm、太さは1cmとなっています。
太さは2cmぐらいでした。
こちらは露地栽培のごぼうです。
太さは2cm以上ありますが、長さは15cm強しかありません。
この畝の底は固い粘土層で深く耕すことができません。
予想通り袋栽培には負けました。
もう一つの試みの用土の比較です。
左は畑の土で育てたもの。右は市販の野菜用培養土で育てたものです。
中には培養土のほうが短いものもありますが、
平均すると、太さ長さ共培養土で育てたほうが優れています。
これも予想通りですが、安い培養土でも畑土よりは良く育つことが分かりました。
我が菜園の畑土はまだまだ良い土とは言えないようです。
尚、追肥は自家製のぼかし肥を同じように与えました。
姿形よりも食味が肝心です。
自家製の新鮮なごぼうは柔くて美味しいと聞いています。
早速茹でただけで食べてみましたが、ごぼうの香りはせず、硬くて不味いのです。
妻と二人で !なにーこれー! 少しがっかりしました。
そんなはずはないと、気を取り直し、きんぴらごぼう風に味付けをして食べてみました。
すると今度はデンプンのねっとり感があって柔らかで美味しいのです。
これまでのごぼうの味を見直すことになりました。
料理のやりかたでこんなにも味が変わるものなのかと仰天した次第です。
今日も我が菜園にお寄り頂き有難う御座いました。